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発電効率に関する誤解

4.2kWの太陽光発電システムを導入したのに発電量が3kWh以下にしかならない。これは故障でないか?というトラブルがあるようです。これは、システムの容量というものが、太陽電池が発電できる量であって、それがそのまま使える電気量ではないという勘違いがあります。

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システム容量=発電量ではない。

太陽光発電システムはパネルの汚れ、熱などによる効率の低下、パワーコンディショナーでの直流から交流へ電気を変換する際のロスなどによりシステム比で100%の発電量を保つことは不可能です。

また、設置場所によるロスもあります。例えば、南・西・東の三方向にパネルを設置している場合は、太陽の位置によって発電量のピークを迎える時間帯が異なるため、発電量自体も変わってきます。おおよその場合、4.2kWのシステムで3kWh発電できていればかなり効率が高い発電状況といえるでしょう。こうした説明は設置・販売業者からなされていなければならないはずですので、どのくらい期待できるかなどを見積の際などにはしっかりと確認しておきましょう。(もっとも天気が関連するはなしですので業者側も保証はできかねるはずですが)

 

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