停電時の電源確保
オール電化住宅では、停電時に調理、給湯、暖房、通信の使い方が変わります。
太陽光発電、蓄電池、V2H、カセットコンロ、給湯タンクの役割を分けて準備します。
停電時に止まりやすいもの
停電時に困るものは、調理、給湯、冷蔵、照明、通信、空調です。
IHクッキングヒーターは電気がなければ使えないため、調理にはカセットコンロなどの代替手段を用意します。
エコキュートは、タンク内の水やお湯を非常用に取り出せる機種があります。
ただし、飲用可否、取水方法、停電時に給湯できるかは機種で変わるため、取扱説明書で確認します。
太陽光発電だけでできること
太陽光発電は、停電時に自立運転へ切り替えることで電気を使える場合があります。
使える電力は、日射、パワーコンディショナ、専用コンセント、接続する機器で制限されます。
夜間、雨天、積雪時は発電できないか、発電量が少なくなります。
そのため、太陽光発電だけで普段どおりの生活を続けられるとは考えないようにします。
蓄電池とV2Hの役割
蓄電池は、太陽光発電の余剰電力や夜間の電力をためて、停電時や夜間に使う設備です。
V2Hは、EVやPHEVの電池を住宅へ給電する設備です。
どちらも、容量、出力、給電範囲、切替方法で使える機器が変わります。
冷蔵庫、照明、通信機器を優先するのか、空調や調理も使いたいのかを先に決めます。
準備の順番
停電対策は、安価で確実な備えから始めます。
飲料水、非常食、照明、モバイルバッテリー、カセットコンロを用意したうえで、住宅設備を検討します。
次に、太陽光発電の自立運転の操作方法、エコキュートの非常用取水、分電盤の切替方法を家族で確認します。
蓄電池やV2Hは、費用が大きいため、停電対策だけでなく日常の電気料金削減も含めて判断します。
関連ページ:停電時の不安、家庭用蓄電池の選び方、V2Hの確認ポイント
公式情報の確認先
太陽光発電の売電制度と卒FIT後の使い方は、資源エネルギー庁の案内で確認できます。
V2Hの補助金は、次世代自動車振興センターなどの公式情報で確認します。