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省エネ意識が芽生える / 太陽光発電のメリット

直接的なメリットではありませんが、ほぼ例外なく太陽光発電システムを導入したご家庭は省エネへの関心が急激に高まります。その理由は売電による経済的なメリットが一つ。そしてもう一つは発電モニターによる発電量や電力使用量の「見える化」です。

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太陽光発電システムによる発電と省エネに対する意識の変化

冒頭で「売電による経済的な意識変化」と「発電モニターによる見える化」という二つを挙げましたが、それぞれを説明していきましょう。

@売電による経済的な意識変化

まず、太陽光発電システムで作った電気を電力会社に「売電(電気を売る)」場合には、1kWhあたり48円(2010年現在)で売ることができます。一方で買電(電気を買う)場合にはおよそ1kWhあたり22円〜30円程度で電気を電力会社から買っています。

電力会社に売電する場合は「発電量-消費量=売電量」となります。そのため、たとえば1時間に3kWhの電力を発電して家で2kWh消費した場合の売電量は1kWhとなります。つまり48円です。
(詳しい売電の仕組みは「売電とは」をご覧下さい)

しくみとしては、消費量を減らせばその分多くの電気を売ることができます。しかも、同じ電気なのに、買うときよりも売るときのほうが高く売れるので、消費量を減らせばそれだけお得になります。

つまり、節電すれば節電するほど売電による儲けが増えることになるのです。

 

A発電モニターによる見える化

見える化」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?見える化とは目に見えないものを数字などにして可視化することによって、ものごとの判断を助けるということです。
太陽光発電システムを導入すると、現在の発電量がモニターで分かります。同時に現在の家庭電力の消費量もわかるようになるのです。

これによって、照明を落とす事で消費量が減らせる、エアコンの温度をより省エネ温度にすることで電気の消費量が減らせるということが「消費電力」という形で目に見えるのです。
これは意外と皆さんの省エネ意識を駆り立てるようで、節電意識が非常に高まるそうです。

 

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