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太陽光発電システムの技術的解説

太陽光発電システムの技術的解説のページでは太陽光発電システムがどのようにして電気を作ることができるのかということについて、太陽光発電の構造などを説明しつつ、技術的な解説をしていきます。

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太陽光発電のシステム構造について

太陽光発電システムは大きく「太陽電池モジュール(パネル)」「パワーコンディショナー」「屋内分電盤」「電力量計」により構成されています。

 

太陽電池モジュール(パネル)

一般的に太陽光発電という場合この太陽電池モジュールを思い浮かべる方がほとんどだと思います。いわゆる太陽光発電パネルで、屋上に設置して太陽の光を浴びることにより電気を作り出す仕組みとなっています。モジュールは、10センチ角程度のセルと呼ばれる小さな四角の物体が敷き詰められており、それらのいセル一つ一つが太陽電池となっています。
(詳しくは「太陽電池モジュール(パネル)の種類と特徴」で解説しています)

 

パワーコンディショナー

パワーコンディショナーとは、太陽電池モジュールが発電した電気を、一般家庭で利用可能な電気に変換する働きを持っています。また、システム全体を管理する太陽光発電システムの頭脳ともいえる存在です。太陽電池が発電できる電気は「直流電気」と呼ばれる性質の電気なのですが、一般の家電製品は「交流電気」でなければ動きません。そこで、このパワーコンディショナーが電気を直流から交流に切り替えているのです。

 

屋内分電盤

屋内分電盤とは、太陽光発電システムにより作られた電気を自宅(屋内)にまで届けるための働きをします。さらに、届いた電力を家庭のコンセントに送るほか、余っている分については「電力量計」に送り、電力会社に「売電」します。

 

電力量計

電力量計とは、家庭が買った電気(買電)した分と、家庭が電力会社に太陽光発電システムにより売った電気(売電)をそれぞれ計算する機器です。昼間の時間帯は余った電気を売却し、太陽光発電が動かない夜の間は電気を買うことになりますが、それぞれの量を計測するための機器です。

 

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