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経済性 / オール電化のメリット

オール電化のメリットとして最も皆様の関心が深い項目の一つだといえる、オール電化の経済性も重要な項目です。オール電化の場合、これまで別々だった電気とガスのエネルギー源を電気に一本化することで、第一に基本料金の割引効果があります。
また、電力プランを夜間電力に変更して、夜間の割安な電力を使ってお湯や暖房の熱源をとることによりかなりの経済的なメリットを受けることができます。電力会社の試算によると標準的な家庭で月間1万円前後の光熱費削減効果が期待できるとされています。

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光熱費の一本化

オール電化の場合、これまでの「電気」「ガス」「灯油」といった様々なライフラインを「電気(電力)」に一本化することになります。灯油の場合基本料はかかりませんが、ガスは基本料がかかっているので、その分、毎月の光熱費を削減することができます。

※一方で、電力に一本化することによる「リスク」も強く認識されています。東日本大震災等を受けて、逆に電力だけでなく、電気とガスにライフラインを分けることでリスクヘッジを図るという考え方も生まれています。
くわしくは「停電時の不安」もご一読ください。

 

深夜電力の活用による電気代の削減

深夜電力は、電力会社により若干の差はありますが、昼間の電力と比べてかなり安く設定されています。また、多くの場合電力会社は、オール電化住宅向けの電力プランを用意していることが多くなっており、こうしたプランは昼間の電気代が高い代わりに、夜間電力が大幅に安くなっています。

オール電化住宅の場合、多くの電力を夜間に消費するので、こうした深夜電力プランを活用することでさらに光熱費を削減することができるようになります。

一般的には、電力会社やオール電化販売サイトなどでおこなっている光熱費の無料試算などをおこなってみると、自分の家庭の状況に合わせた試算が可能となっています。ざっくりというと、平均的な家庭で月に10,000円前後の光熱費が削減できるといわれています。

 

オール電化によるその他の経済的メリット

上記の他、直接的な経済的なメリットがあるわけではないかもしれませんが、オール電化住宅の安全性で解説したように、オール電化住宅では火災の原因として多いコンロを使いませんので、火災保険の保険料割引サービスや住宅ローンの金利優遇サービスなどが一部の金融機関で提供されています。こうしたサービスを使う機会がある方は経済的なメリットを受けることができるでしょう。
参考:オール電化で住宅ローンの金利が安くなる?

 

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